京セラソーラーの歴史
2018年08月30日
スタッフブログ
こんにちは!レイクタウン mori 1F 京セラソーラーFC越谷です。
京セラが太陽光発電メーカーとして研究開発をスタートしたのは1975年のことです。
1973年に勃発した第四次中東戦争により原油価格が高騰。(オイルショック)
エネルギーを中東の石油に依存していた日本では
便乗値上げが相次ぎ急速にインフレが加速しました。
省エネ対策として深夜の電力消費を抑制しようと
ネオンの消灯やテレビの深夜放送休止などの措置が取られました。
そこで稲盛和夫は日本のために太陽光発電の開発を決意し
1975年、京セラを中心とした日米5社で合弁会社
「ジャパンソーラーエナジー(JSEC)」 を設立しました。
京セラの創業者、稲盛和夫は
『非常に厳しい状況の中で、何としても我々の技術で
エネルギー危機の克服に貢献したいとの一心から
あえてソーラーエネルギー事業に参入した。』
と、太陽光発電の事業立ち上げ動機を語っています。
1979年には製品の出荷を開始しており、初の納品は南米ペルーで
海抜4,000メートルという高地での電力供給を可能にする太陽光発電システムでした。
京セラは、世界規模での社会貢献を社是としており
初の納品例も実に京セラらしい案件となりました。
モンゴルの遊牧民のように特定の住居を持たない人々への
携帯型太陽光発電システムの開発なども行ってきました。
開発時の赤字などを理由に、各社がJSECから撤退していく中
京セラだけが開発を続け新しい技術の研究開発や
さらなる品質の向上を継続してきました。
そして1993年、国内初の住宅用太陽光発電システムを発売。
翌1994年、住宅用太陽光発電導入を促進する国の補助事業がスタート。
本格的に太陽光発電が市場へ受け入れられるようになっていきました。
世界にある無電化地域にも積極的に太陽光発電システムの設置や援助を行っています。
そして現在では、リチウムイオン蓄電池やHEMSをラインアップ。
自宅で使う電力をほぼ自給自足することが可能になりました。
今日も滋賀八日市工場をはじめとした自社の研究施設において
さまざまなチャレンジを繰り広げています。
京セラソーラーFC越谷
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