秋の空
2018年09月12日
スタッフブログ
こんにちは！レイクタウン mori １Ｆ 京セラソーラーFC越谷です。
よく「秋の空は高い」と言うことがありますが、なぜだかご存知でしょうか 😀 ？
これは「空の透明度」からそう言われています。
夏から秋にかけて空が透明度を増します。
夏は南の太平洋に中心を持つ高気圧に覆われて晴れますが
秋になると大陸から移動してくる高気圧に覆われて晴れるようになります。
この「晴れの出身地」が空の透明度に関わってくるのです。
大陸育ちの高気圧は海育ちの高気圧よりも空気中に含んでいる水蒸気の量が少ないため
空の青さが濃く、空が澄んで見えるようになります。
もう１つ理由があります。
それは、春と秋の透明度の違いです。
春も秋と同様に大陸育ちの高気圧に覆われるのに
春の空は霞んでいて、秋の空は青い印象がありますよね。
これには根拠があって、春と秋では大陸の地面の状態が異なるからといわれています。
春は雪や氷が融けたばかりで、土や砂が舞い上がりやすくなっています。
視界を悪くする「黄砂」が春の使者と呼ばれるのもこのためです。
一方、秋は夏の間に草が生い茂るのでホコリが立ちにくくなるのです。
さらに、陽射しが弱まって気温が低くなる秋は
対流（太陽で暖められた空気が上昇する）が起こりにくく
地面近くにある汚れた空気の層が空の低いところに留まる傾向にあります。
これらのことから、春や夏よりも秋は空の透明度が高く「秋の空は高い」と言われるそうです。
朝晩は涼しくなってきて、秋の気配を感じるようになってきましたね。
爽やかな風を感じながら空を見上げられる秋を楽しみましょう 😉 ♥
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